僕等のネイロ
「今年はお墓参り行ってやらんか」
「嫌だ!!お兄ちゃんは私を呪ってる!!会えない!!その話はもうやめて!!」
「…お母さん、あんたがいつか忘れるまで待つからな」
忘れない。
心に封印したの。
もう、そのことは思い出さない。
「そういえば…あんたら2位やったんやってな。おめでとう」
「ありがとう」
「これから…頑張るんやで」
「うん」
「はい、朝ごはん。待たせてごめんな」
「ううん。私が早いのが悪いんだし」
それ以降、言葉を交わすことはなかった。
「嫌だ!!お兄ちゃんは私を呪ってる!!会えない!!その話はもうやめて!!」
「…お母さん、あんたがいつか忘れるまで待つからな」
忘れない。
心に封印したの。
もう、そのことは思い出さない。
「そういえば…あんたら2位やったんやってな。おめでとう」
「ありがとう」
「これから…頑張るんやで」
「うん」
「はい、朝ごはん。待たせてごめんな」
「ううん。私が早いのが悪いんだし」
それ以降、言葉を交わすことはなかった。