僕等のネイロ
「おーい!!悠菜!!」


教室の入り口には水城くんが立っていた。


周りの女子が少し騒いでいる。


「水城くん!!どうしたの??」


「おう、今度カラオケ行かねぇ??」


「あっうん!!行く行く!!」


「あっオイ俺も連れてけ!!」


葵くんが知らない間に横に立っていた。


「何でだよ!!俺と悠菜でデートすんだよ!!」


「許さん!!断じて許さん!!」


何それ…つかいつの間にデートになってんの…みたいな。
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