年下なアイツ



『わかった…。』


海は優しく微笑んで,竹内君の所へ行った。



そして,練習が終了し私は,みんなにスポーツドリンクを配っている。


『…どうぞ♪』


『…ありがとうございます。
あ,葉月マネ…
海のコト,褒めてあげて下さい!』


竹内君が耳打ちしてきた。


『え…?』


私が聞き返すと,竹内君は…


『…練習時間中だと,
1年はボール拾いだけじゃないっすか。
だから,アイツ練習時間外に
俺に相手頼んでメチャクチャ頑張ってたんすよ♪』





< 39 / 161 >

この作品をシェア

pagetop