この世は、愚かしい…。
そう思い、
少し、重たいエコバッグを
通学カバンがない方の
肩にかけ、

少し、早歩き気味で、
歩く、すると、…
不良「おねぇーちゃん、
君可愛いじゃん?荷物もったげるから、
今から、遊ばない?」

なんて日だ!?!と、
少し現実逃h 不良「ねぇねぇ、聞いてるー?」

チッ!

渚「ごめんなさい、僕は
女性ではなく、れっきとした、
男なのですが、…。」

これで食い下がるだろう

不良「はぁ?…チッ!女みたいなツラで
俺に恥かかせやがって
覚悟しろよ?」

という、望みは、叶うこともなく…。

渚「あの、生まれてこの方、ずっとこの顔なので、変えようがないんです。もうしけない。僕もあまり好きではないんですが、
両親に貰ったものですので、変えるのも、どうかと思って…。あと、荷物持とうとしてくれてありがとうございます。
あなたなら、普通にしてても、おモテになると思いますので、頑張って下さいね。」


不良「え?…あ、は、はい?」

渚「それでは、失礼します。」

必殺マシンガントーク!!
最初に同情する話をして、
そのあと、褒め落とし!!
これぞ必殺技である!!
最後に、不良が顔を
赤く染めていたのは、…………うん、。
見なかったことにしよう。
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