この世は、愚かしい…。

不思議な女性

そんなことは、いいとしてだ。
本当にそろそろ、時間も
夜ご飯時に差し掛かっている。
早く帰らなければ…。

僕はホットチョコレートを
早く挑戦してみたい!

よし!急ごう!!

トテトテ

トテトテ

ん??

スタスタスタ

スタスタスタ

んんんんんん???


誰か付いてきてる…?
今日は、本当に厄日では、
ないだろうか…?

仕方ない…。

渚「あのー、何か御用です…かッ?!!」

振り返った先には、
髪を振り乱した、女性が
包丁を持って
暴れ回っているではないか!?

女性「私、以外の女がいるからッ!
私、以外の女がいるから、カレは、
振り向いてくれなかったのよッ!!」

と、女性は僕に向けて、
包丁を持ち、
一心不乱に走っているではないか?!!

道に転がっている、
石に気が付かずに…。

ミ(ノ_ _)ノ=3 ドテッ

そう、絵文字で表すのなら、
まさにこんな感じの…。

って、現実逃避してる場合じゃない!!
に、逃げるべきか?

で、でも、女性は、
起き上がってこないし…

仕方ない。

渚「大丈夫ですか?
なにか、勘違いしているようですが、
僕は正真正銘の男ですよ…?」

そうだ、声を大にして言いたい。

僕は、男だァーーーーー!!!


女性「へっ?
あ、ありがとうございます。
勘違いしてしまってすいません。」

女性は、ボロボロと泣き始めた。
これでは、僕が、女性を泣かせているように見えるじゃないか!?
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