貴方ことが好きです・・・・泡沫の桜

~10月~下旬   敵は誰?

 僕と桜はいったん路地を出てファーストフード店の奥まった所に身を寄せた。桜はファーストフード店が始めてのようで周りを見渡して、メニューを真剣に見はじめた。お金を自分で出すからと言ったがここは「僕は男だよ。」って小声で言うと顔を紅くそめ、ありがとうとモジモジ言った。メニューが届いたら子供のようにキラキラした目で「どうやって食べるのかしら?」と言う桜は可愛いをとをりこして、笑ってしまった。ハンバーガーの食べ方をレクチャーして食べずらそうに食べてたが美味しいと、喜びの声をあげた時には、ファーストフード店様々だなと心から店に感謝したものだ。でも食べ終わると桜がこれからどうするの?と不安そうな顔をし始めた。

 凛「桜これからは、家に戻るつもりはない。かといって店を転々としてるわけにもいかないから、見つかるとまずいし。まず、じいちゃんの家って言っても小学生の六年生頃に他界して誰も住んでないんだ。旧、海村にある。桜はこっちに引っ越してきたから知らないと思うがここは都市開発された町、刀坂市、あの人、刀坂 翼の親が議院と金を振りまいた町なんだ。海村にはじいちゃんの家があるし、ここからそう遠くない。」
 桜「海村?私の苗字と一緒、ジイヤ、運転手さんがね元々はここの村から外に出たのが海家なの。ジイヤから聞いた話では追い出されたとか色々な情報が混じってて本当の事は分からないけど。」
 凛「なるほど前、爺さんがお前は大変な道を歩むとかなんとか言ってた。そして海とつく苗字の人とは一緒になるな。不幸にさせるから。とか海に関して何か言ってたけどこっちも良く分からない。これが本当なら桜を不幸にさせるかも知れない。」   
 桜「私の名前は桜だけど苗字は偽名なの海ってなんだか小さい頃からつけられて、本当は違う苗字なの。私他にもう一つ秘密が・・・」
 凛「桜が気にしてないならいい、俺にも一つ大事な秘密があるし。だからまだ、お互い秘密にしとこう。だって道は長いんだ。」
 桜「凛君は優しいね、私は凛君のおかげで強くなったし、大切気持ち恋かな?そういうのも感じてる。凛君と居るとねすごく素直になれる。ドキドキする。私だけかな?それにずーっと隣にいた感じがするの?」
 凛「似てる!?僕も桜と同じ一緒だね。ずーっと隣にいた感じがする。桜と居ると。」
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