窓の向こう
忘れた心
「レイカ」に変わる事で私の中から不安が消えて行く。

私は、

「澪」から逃げてるんだと思う。


「澪」は何をしても刺激を感じられない。
つまらない日常、繰り返される毎日。


でも、「レイカ」である私はどうだろう。
こんなにも些細な会話で、
私は心の底から笑えてる。


そんな事を思っていると、机に置いていた携帯電話が震えた。
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