窓の向こう
着信:雄一


雄一だ。
今付き合っている彼氏からだった。
年齢は6個上で、一年前雄一から告白されて付き合った。

でも正直私は既に雄一に対しての気持ちは薄れていた。


レイカ:ごめん、ちょっとROMるね。
彼氏から電話!

サユ:行ってらっしゃい!レイカはいい
な~。ラブラブで!

ジュン:おー。ゆっくりしてこいな。


面倒臭いな、と思いながら
サユとジュンに断って、鳴り続けている
携帯電話を手に取った。
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