時空を飛び越えました~私の知ってる新撰組ではないようです~



「じゃあ、俺から。藤堂平助だ!!よろしくな!!」


爽やかな笑顔を向けられ、一花も自然と笑顔になった。


「次は俺だな、原田左之助だ。わかんねー事があったら、遠慮せず聞いてくれ』


『ありがとうございます』


「そんじゃあ、俺な。永倉新八だ!!難しい事はよく分からんが、頑張れよ!!」


「投げやりだな、新ぱっつぁん」


「新八は、難しい事考えると頭がおかしくなっちまうもんな」


藤堂と原田のツッコミに、一花はフッと笑った。


「次、俺の名は斎藤一だ、よろしく頼む」


礼儀正しく頭を下げる斎藤に、一花も背筋を伸ばし頭を下げた。


「次は僕だね。沖田総司です、人間だってバレたら、食べられちゃうかもしれないから、気をつけてね」


はいッ!?!?


一花は、目を見開いた。今サラッととんでもないことが聞こえたんですけど!?!?



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