mon amour.
「そ、わかった。なら御両親に伝えとくね。生きることを諦めた奏ちゃんにこれ以上我々がすることはない、と。」



桜花がぎょっとして私を見てきたけど気にしない



「先生っ!?」



「脅してるの?」




「まさか、でも本当よ?私たちは生きようとする人間のお手伝いはできるけどあくまでお手伝いなの。あなた本人が生きたくないと思っているのなら私たちにはどうしようもない。」



わたしはここまで言うと部屋の前にいる奏ちゃんの御両親をよんだ



「入ってきたらどうですか?奏ちゃんの御両親。」



奏ちゃんはえっ?って感じになってる
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