mon amour.
「そうですね」
私はセンパイと話して美夜姫ちゃんにもう一度話しかけた
「美夜姫ちゃん、昨日私が言ったこと覚えてる?」
「うん」
「私にはね、弟がいたの」
「それが?」
「でもね、弟死んじゃったの。3年前に」
「…」
まだ布団からは出てきてくれない
「しかもね、弟…裕翔って言うんだけどね、裕翔は美夜姫ちゃんと同じ小脳血管芽腫だったんだ」
「え…」
「しかもね、裕翔はサッカーの全日本の中学生U'sだったのよ」
そこでようやく出てきてくれた
「手術は?」
私は頷いた
「受けてくれたの、最初はねあの子サッカーができない俺は俺でいる意味がないなんて言って受けようとしなかったの」
私はセンパイと話して美夜姫ちゃんにもう一度話しかけた
「美夜姫ちゃん、昨日私が言ったこと覚えてる?」
「うん」
「私にはね、弟がいたの」
「それが?」
「でもね、弟死んじゃったの。3年前に」
「…」
まだ布団からは出てきてくれない
「しかもね、弟…裕翔って言うんだけどね、裕翔は美夜姫ちゃんと同じ小脳血管芽腫だったんだ」
「え…」
「しかもね、裕翔はサッカーの全日本の中学生U'sだったのよ」
そこでようやく出てきてくれた
「手術は?」
私は頷いた
「受けてくれたの、最初はねあの子サッカーができない俺は俺でいる意味がないなんて言って受けようとしなかったの」