"義理"の兄弟に迫られてます?!

「そういう桴羽は怒らないの? 私がお兄さんの事苦手って言っても。」

「べっつにー? 兄貴は兄貴だし。 俺もそんな好きじゃねぇから。」


そうなんだ… てっきり仲が良いのかと。

仲は良くねぇからな。 桴羽がすかさず突っ込んでくる。

はっ、と思った時には既に遅し。
思ってることが口に出ていた。


「そいえば今日、親父と由華さん帰ってくるの遅いらしいから。 夜ご飯コンビニ弁当でいいか? 俺ら誰も料理作れねぇんだよ。」

「…そ、それなら私が作ろうか? 美味しいかは保証しないけど…」


まじで?それならスーパーで材料買って帰ろうぜ。
桴羽と買い物に行く約束をして、そろそろ時間だからと別れた。

< 35 / 35 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:1

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

五代目総長 鴉舅 -Akyu-

総文字数/3,700

恋愛(キケン・ダーク)14ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
闇に沈みきってしまった1人の少女。 助け出そうとする兄。 乱鴉や月華の皆。 少女が背負うものはとてつもなく大きく、 重いものだった。 そんな少女の前に現れた1人の少年。 その少年もまた、闇に沈んでいた▬▬▬▬▬ 突然の兄の死。 自分も死ぬことを覚悟した少女を無事、救い出す事が出来るのか。 ▬ほら、今日もまた1匹の鴉が舞っている▬ ▬ほら、今日もまた1匹の鴉が待っている▬

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop