ワケありルームシェア
「嘘でしょ………。」
天文学部の部室。
それは応接室だった。
「ねぇ、応接室って客と対応する部屋でしょ。何部室にしてんの。」
「えっと、伝統って部長が言ってたから。」
すると突然開く扉。
「みっちゃぁぁぁぁん! あれ?お客さん?」
出てきたのは哀川さんより背は高くて、髪は肩までの女性だった。
「ほほう……。入部希望者か。 で、動機は?なんで入ろうとしたの?」
何でって。
「部活を決めないといけなかったから。」
「それで適当に決めた、ということ?」
「はい。」
そして静寂。
_______________バッタァァアン。
扉が壊れそうなくらい激しく扉を開ける。
入ってきたのは眼鏡をかけた男性だ。
「誰。」
「部長がやっときたみたい。部長に聞いてみて。」
え、これが部長?
「やぁ、哀川君。新しい人ってこの子か?」
「緋山螢君です。入部希望です。」
緋山、螢……と呟いたと思ったら突然顔を上げた。
「よし!合格だ!」
「は?」
これで合格?
この部長は大丈夫なのか?
まぁ、応接室を使ってる時点で可笑しいけど。
天文学部の部室。
それは応接室だった。
「ねぇ、応接室って客と対応する部屋でしょ。何部室にしてんの。」
「えっと、伝統って部長が言ってたから。」
すると突然開く扉。
「みっちゃぁぁぁぁん! あれ?お客さん?」
出てきたのは哀川さんより背は高くて、髪は肩までの女性だった。
「ほほう……。入部希望者か。 で、動機は?なんで入ろうとしたの?」
何でって。
「部活を決めないといけなかったから。」
「それで適当に決めた、ということ?」
「はい。」
そして静寂。
_______________バッタァァアン。
扉が壊れそうなくらい激しく扉を開ける。
入ってきたのは眼鏡をかけた男性だ。
「誰。」
「部長がやっときたみたい。部長に聞いてみて。」
え、これが部長?
「やぁ、哀川君。新しい人ってこの子か?」
「緋山螢君です。入部希望です。」
緋山、螢……と呟いたと思ったら突然顔を上げた。
「よし!合格だ!」
「は?」
これで合格?
この部長は大丈夫なのか?
まぁ、応接室を使ってる時点で可笑しいけど。