無気力王子とじれ甘同居。
「…気付いたんだ。俺、時々中学生に間違えられるときあるし、もしかしたらもう一回2年生しても違和感ないもしれないって」
悪いけど、控えめに言って中学生には見えないから。
「君にプライドというものはないのか」
「それはさっきトイレに流した」
「………」
「………」
「…じゃあ、後はどうぞご自身の力でなんとかしてください」
ふざけ倒す松下くんに嫌気がさして、私はとうとう用意してた参考書をもって、テーブルから立ち上がった。
人がせっかくお願いを聞いてやろうと思うたのに…。
そんな態度なら絶対に手伝ってやらん!
だいたいなんなのよ!
やる気なさすぎでしょ!
私のテスト勉強の時間も削られちゃったし!
ほんっと嫌な人!
「あ、ちょっ…待っ」
─────バタンッ!!
私は、松下くんの声を無視して自分の部屋に帰った。