君を、ずっと。【完】




「哲平が、ごめん」

「ううん。あれは私が勝手にしたことだから」


「傷つけてごめん」

「私こそ、ずっと…ずっとごめんね」



キリがない。

ぎゅっとすればぎゅっと返ってくる。



あの頃と、同じ。


ううん、あの頃よりもっともっと

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