君を、ずっと。【完】



私と神山はその後、あの女の子とすみれたちを置いてお店を出た。


優しい口調で歩き始めたと思えば私の肩をぎゅっと強く掴んで早歩きで歩き始める。



「ちょ…かみやま…っ」


名前を叫んでも、止まってくれる気配はなくて



「え…」


いきなり止まったそこは、近くの小さな公園、だった。

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