君を、ずっと。【完】




すみれの言った通り、恋人じゃないのはちゃんとわかってる。


お互いに気持ちがあるわけでもない


ただの私の一方通行で神山が飽きたら終わる関係だということくらい。



嫌われていても


なんでも



君の声、たったひとつで


こんなにも嬉しいと思ってしまうんだ。



それくらい私は、まだ君のことが好きなんだって改めて実感するんだ。


< 98 / 338 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop