【完】学校1のモテ男と同居はじめました






千歳くんが何かを言ってる途中、車が通る。






…しまった。

声が掻き消されて全く聞こえなかった…。






「す、すみません…。もう1回言ってくれませんか…?」





「……。」







あ、あれ?
千歳くん黙って下向いちゃった。




怒らせちゃったかな…?







「あの…怒ってますか?」





「…別に。」






怒ってらっしゃる…。

私が肝心なところで聞き逃しちゃったからだ…。





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