☆甘えん坊な彼氏☆~夢璃は俺の~
「うん。」


「家、来る?」

いきなり言ってみた。

「行く!」

夢璃が言う。


また、俺ん家で遊ぶ事になった。


―――――――――

「…分かんないー。」

夢璃が言った。

「俺でも分かるよ、ここ。」

俺が笑顔で言う。


2人で勉強をしていた。


「…嘘ー…。」

「夢璃可愛い!…けど。」

けど!

「さすがに、
ここは出来なきゃマズいんじゃない?」

俺が苦笑いで言う。


夢璃が分からないって、
言ってるのは、一年生の基礎だった。


「…そうかなっ…?」

夢璃も苦笑いで言った。

「けど、夢璃は
可愛いからいっかっ!」

俺がそう言って、夢璃に抱きつく。


「ダメだよ!
夢璃、大学行くもん…。」

夢璃が小さな声で言った。

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