☆甘えん坊な彼氏☆~夢璃は俺の~
逃走中&逮捕

着いた先は、図書室。


「…図書室?」

「うんっ!」


―――ガラっ


中に入ると誰もいなかった。

「2人だけだね。」

「うん。」

愁君が言う。


「夢璃。」

「何ー?」

私は言った。


「んんっ…。」

いきなりキスをしてきた。

「んぁ…ちょっ…。」

喋ろうとしても愁君がキスをやめない。


長すぎ…!!

「ん…ぁんー!!」

愁君を思いっきり叩いた。

「いったっ!」

愁君が言った。


「馬鹿ー!」

「馬鹿じゃないしっ!」

愁君が言う。


「…何がしたかったの?」

「…長いキス?」

愁君が笑顔で言った。


「あははっ…。」

やっぱり危険だ…。←

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