I love you forever

ーSide 隆人ー

凪や翔太たちと話していると実花と凪の友達の女の子が、みんなとは離れた場所で座って話していた。

暫く見ていると、実花がこっちを指差して何かを言っていた。

その後盛大に笑っていた。

何なんだ一体………。

そう思い、実花のところへと向かう。

「何笑ってんだよ。人のこと指差して」

「あ!隆人!」

実花に近づくと、凪の友達の子と目があった。

それから色々と実花と口論をしていると、凪にその子が呼ばれ走って向かって行った。

「……ね、隆人」

「何だよ?」

「あの子さ、何だかアヤねぇに似てない?」

「は?あいつに?似てねえだろ」

突然実花の奴がそんな事を言うもんだから、一瞬驚いた。

どこかあいつの話は実花にとって禁句となっていたから。

「似てないかぁ。でもどこか似てない??雰囲気というか………」

「いやいや、似てねえだろ。あいつとは全く真逆だな」

「そうかなぁ??でもみことさ、私や凪と話していても何だか時々どこか遠い目をすることがあるんだよね。今日初めてあったけど。何か分かっちゃうんだよね…………」

そう言いながら、少し顔を曇らせる実花。

確かに俺もそれには気付いた。

と、同時に何か引っかかった。

「隆人…………あの子ちょっと心配だからさ、見ててあげてよ。今にも消えちゃいそうで何だか怖いんだよねぇ………」

「………気おつけてはおく」

「ん。よろしく………」

そう言って他の奴らのところへ行く実花。

今にも消えちゃいそう………か。

ーSide 隆人・endー
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