オットセイ
駅前に行くと、既にカウっぺがいた。


その顔は青ざめている。


あたしらカウっぺに、優しく話しかけた。
カウっぺの細い肩がびくり、と震える。


「あ...、おはよ、サエぽん...」


カウっぺは乾いた笑いを浮かべて、俯いてしまった。


その画面には、ある写真が写っている。


なんの写真だろう。
そう思って覗き込むと、思わずゾッとした。


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