オットセイ
だけどあたしは、無邪気に笑って言った。


「うん!やりたい♪

死なない程度にね」


......自分が自分でないような気がした。


「なにか、奢るよ。いじめと割に合わないけどw」


あたしは自動販売機で缶コーヒーを買ってカウっぺに渡した。


「はい。ブラックコーヒー。...カウっぺ、好きだったよね?」


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