イジメ.COM
☆☆☆

歩いて歩いて、あたしと蓮と由梨がたどり着いたのは町はずれにある小屋だった。


もう朝日が昇る時間、クタクタでもう一歩も歩けない。


「ここで、少し休ませてもらおう」


先を歩いていた蓮がそう言った。


小屋に明かりは灯っていなかったが、ドアには鍵がかかっていなかった。


そっとドアを開けてみるとそこには農機具が置かれていた。


「少しだったらいいよね」


由梨はそう言うと同時に倒れ込んでしまった。


あたしは由梨の横で編んだ藁を引っ張りだし、それを体にかけて横になった。


急速に疲れが体を包み込んでいく。


少しだけ眠ろう。


そして、また歩き出せばいい。


あたしたちはあっという間に深い眠りに落ちた。


この小屋が学校が用意した物で、この農機具がやがてあたし自身の武器となり、2人を攻撃するための道具になるなんて、思いせずに、深くやすらかな眠りについた……。






END
< 235 / 235 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:86

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

13日の日直当番

総文字数/2,800

ホラー・オカルト10ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
13日の日直当番にはなぜ大人には秘密の守り事があるのだろう…
怪異ハンター

総文字数/72,587

ホラー・オカルト262ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「怪異ハンター」 僕らは僕らの弟を探すために 怪異ハンターになった
#自殺志願者募集

総文字数/77,454

ホラー・オカルト290ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
#自殺志願者募集 私と一緒に死にたい子 集まれ!

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop