最低男子







陸に会えたのは…な、なんと1ヵ月後だった。





私がバイトから帰ると、リビングでくつろいでいた陸。



私を見ても…何も言わず、テレビに夢中。




イライラ…イライラ…

自分でも、感じた事がないくらいにムカついて…話す気にもなれずに私は自分の部屋に直行した。








『は?何あいつ…』






心配してたのが、馬鹿馬鹿しい。



会いたいと…

思っていたのが、馬鹿馬鹿しかった。








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