最低男子
陸は変な笑みを浮かべていた。
何を考えているかわからず、怖かったけど…
『何?』
と、聞くと…
「意外と可愛いじゃん」と、言った。
ちなみに、意外って何?
本当に彼女だと思ってる?
『ん?意外?』
「うん、意外」
お互い思った事は顔に出して、言葉に表す素直で自由すぎる私たち。
私たちだから、喧嘩も多いと思うけど…これからも一緒にいられたらいいな。
無事に、
機嫌も直り…車は陸の家に向かっているところ。