最低男子
陸は誤魔化すように「トイレ」と言ってトイレに逃げていった。
なんか、笑えてくる。
わかってくれるならいいけど…
「ビールうめぇな」
そう言って、何回もおかわりをしていた。
時間が経つにつれて、頬がふんわり赤くなってくる。
大丈夫かな。
無事帰れるかな。
まだ、陸の意識がはっきりしている間に…『帰ろう』と誘った。
すると、
空気の読めない酔っ払い
陸が「うん帰る。エッチする?」って…
いやいやいやいや、ねぇ!!
『声がでかい!!』
でも、本人は何だか、嬉しそう。
完全なる酔っぱらいです。