最低男子
今日はハードな一日だった。
家に帰り、すぐに爆睡した私たち。
夜ごはんも食べず、
お風呂にも入らず、次の日を迎えた。
『おはよう』
「紗菜、おはよう」
朝から激しいキス。
安定期も入ったし、
キスをしても悪阻が来ないから一安心。
だから、と言う事もあり…キスし放題。
そんなことを知ってる陸は容赦なかった。
『苦しいってば』
「じゃ、もうしねぇよ」
って、
急に喧嘩腰の陸。
急すぎて、よくわからない。
『怒った?』
と、
陸の顔を覗き込むと「怒った」と言いながらキスをしてくれた。