最低男子







家に帰っても、無意識に考えていた陸の事。



いろいろな事を考えているところに陸が帰ってくるタイミングの悪さ。



相変わらず、

私たちって、気が合わないね…



合わなくていいんだけど…この人と、同じ意見になる事があるのかなと思った。





「何?」

『華さんに聞いたよ。付き合ってる事』

「…だから?」

『何で、華さんなの?』

「は?」

『は?』

「嫉妬してんの?」



って、

軽く笑みを浮かべながら言った陸。







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