浅葱の贖罪

決して逢えぬ道

「私は大久保大和だ。」

私は死に際までそれを訴えた。

しかし、もちろんそれは受け入れられることがなかった。

結局私の生涯は幕臣の大久保大和としてではなく、

人殺しの大悪人近藤勇として死ぬのだろう。

その証拠に私は切腹することさえ、許されず、

罪人に処される斬首刑をくらった。

そんな状況で最期に思い返すのはやはり…



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