LIFE


何も信じられなくなったあの日は、私に大切なモノを残してくれた。

それが何かはまだ分からないけれど、私は今を生きている。






痛くて、苦しかった。

何もかもがどうでもよかった。
息が出来なくなって、過呼吸になるくらい泣いた事もあった。


中学1年生の1月16日。
先輩からのいじめでうつになっていたあの日、私は壊れた。


人ってね、ほんとに壊れるんだよ。
おもしろいくらいにね笑

私の世界から光が消えた気がしたその日、私は1人きりのお家で大声で泣いた後、狂ったように笑って倒れた。

…狂ったようにって、あれはもう完全に狂ってたか笑





何故か笑いが込み上げてきて、止まらなくなったんだっけ。

その後のことは覚えてない。
気付いたら真っ暗な家の中、床に倒れてた。



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