ヒトツボシ ーヤンキー家政夫と美味しい食事ー
「茜がクリスマスパーティー断ったのって、実は彼氏ができたからなの?」
「えええっ」
思いがけない内容にびっくりしてしまう。
「茜がどんな人と付き合っても、茜の自由だってことはわかってる。でも、私、心配で。なんかヤンキーっぽいし。
だけど、あの人がお弁当を作ってくれてるなら、悪い人じゃないのかなって思ったりもして、モヤモヤして」
「えっと、真衣」
「結局のところ、内緒にされていたのが悲しいのかなって思う。
茜、そういうことは自分から言うタイプじゃないってわかってたつもりけど、いざそうなると、私のことを仲のいい友達って思ってくれてないのかなって」
「待って待って待って」
まくし立てる真衣を私は必死になって止めた。
何度も首を横に振る。