君のひだり



ピピピピッ


目覚ましを止めて背伸びをする。


私は顔を洗って、お気に入りのワンピースに着替えた。


そして机の上にある写真立てを取って中の写真にマジックで書く。


私が蒼瀬に送るメッセージ。


朝ごはんを食べて8時半頃に家を出た。


駅に行くといつもと同じ場所なのに、なんか悲しい感じがした。

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