ちび太とゴリさん。
「じゃあ、後でねー」
一旦別れた後、私とちび太は全力疾走で帰宅。
「取り合えず、私の私物を片っ端から片付けるぞ!!」
「う、うん!!」
この与えられた1時間は、余りにも短すぎる。
それでも必死に足掻き、お風呂場に私物を詰め込んだり。
布で隠したり。
とにかく私の存在を部屋から抹消。
「なぁ、このベッド2つどうするよ」
けれど、どんなに他の物は隠せても…大きなベッドは無理がある。
でもベッドが部屋に2つあるのは不自然すぎる。
「くっつけて、ダブルベッドにしよう」
「おおお!!!ちび太のクセにナイスアイディアじゃねぇか!」