ちび太とゴリさん。


「お、お待たせ」



待ち合わせ場所に到着すると、既に2人は居た。



「妃ちゃんなんか…疲れ果ててない??」



「へ、平気平気~あはは。大丈夫だから行こうか」



正直既に限界突破している。



ピンポーン──



自分の部屋なのに、インターホンを押すって……不思議でしかないが……



ガチャ──



「ど、どうぞ~」



いつものアイドルスマイルじゃない、私同様疲れ切った表情のちび太が部屋の中へと通す。



「わぁ~蒼柳くんの部屋って本当綺麗だね!!!」



「てか、爽太のベッドめっちゃデカいな!!」



ドキンッ──



唯斗がベッドに気が付き、気が気でない。

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