末っ子
私は車が自分の横を通るのが嫌いだったので、

普段はあまり通らない小道を選択した。

「小道にするの⁉

つきはね、意外にここを通ることが多いよ。」

「へーそうなんだ。ってかつき、

最近誰と帰っているの?」

そこから世間話が始まった。

つきとの会話はいつものように弾んで、

図書館まであと少しというところだった。





< 53 / 67 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop