【完】『そろばん隊士』幕末編

この長州征伐のさなか。

大坂城内で指揮を執っていた将軍、徳川家茂が脚気の発作で世を去ったのである。

このため。

岸島は屯所で浮いた金を積み立て金とし、いざという際の有事の予算として、帳簿を新たに作ったのであった。



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