タバコと数式は思い出の中に ~私の好きな人は先生~
夕方、私は廊下を走っていた

最終日と言う事で生徒につかまっていた私が解放されたのは、7時が近づいた頃だった

職員室を出て、生徒につかまっているとユミたちが「先店行っとくね~」と上がっていったのは1時間ほど前だった気がする

ようやく終わった実習に、私たちは乾杯すべく「今日こそ飲みに行くぞ!」という事になった

店に行くと帰りが面倒だ

ということで、生贄になったのは一樹の家だ

ちょうど両親が宿直でいないという事でそうなった


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