カレは、超人気若手俳優…!? 〜ファンにはナイショの♡甘い恋♡〜
…ふと、物音がして目を覚ます。


「ごめん、起こした…?」


見上げると、目の前には大和くんの顔があった。


「あれ…。あたし…」


体が柔らかいなにかに沈み、辺りを見渡すと、そこはあたしの部屋だった。


柔らかいなにかは、あたしのベッドの布団だった。


「環奈、車の中で寝ちゃったから、部屋まで連れてきてんけど…。起こしちゃったな」

「…あ、そうだったんだ。あたしの方こそ、ごめんー…」
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