永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
「直々過剰。」


ぼそっと言った声だったけど
しっかり三浦先輩の耳に届いていたようで赤くなっている。



「あんたより紗江子のが
可愛いよ」



俺がバカにするような顔で
言ったら悔しそうに
下唇を噛んでいた



あー。
俺、大人気ない。



言った後に思ってしまった。
なんでこんなこと言ったのだろうと。



バイトから帰ったらさっそく
紗江子と2人でご飯を食べて、2人で買ってきてくれたチーズケーキを食べた



不思議といつもより
チーズケーキがうまく感じられた。



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