恋人未満のルームメイト(大きな河の流れるまちで。リメイク版)
「ナナコ、どうした?怪我でもしたのか」と言われて、
なんでもないと背を向けると、リュウに両腕を掴まれて、振り向かされる。
「リュウ先生、そんなに慌てて、飛んで来なくても大丈夫ですよ。
水が思い切り撥ねてびしょ濡れになっただけです。」と今日子ちゃんが答える。
急にリュウが洗い場にやってきたので女子達がざわつく。
「脅かすなよ。なんだ、…ナナコ、今日の下着はピンク?」と笑われ、顔があげられない。
リュウは自分が着ていたデニムのシャツを脱ぎ、私の頭から被せた。
「風邪ひくと困るから、それにちゃんと着替えとけ」とTシャツ1枚になってと立ち去った。
今日子ちゃんが、にっこり
「リュウ先生、これって愛ですか?」と聞いて、
リュウが
「そりゃあ、そうだろ」
と笑ったので、周りの女子達が、
リュウ先生、かっこいい、とか、
上川先輩が羨ましいとか、口々に言っているのが聞こえる。
でも、私の目には、リュウの首にかけられたリングしか見えていなかった。
なんでもないと背を向けると、リュウに両腕を掴まれて、振り向かされる。
「リュウ先生、そんなに慌てて、飛んで来なくても大丈夫ですよ。
水が思い切り撥ねてびしょ濡れになっただけです。」と今日子ちゃんが答える。
急にリュウが洗い場にやってきたので女子達がざわつく。
「脅かすなよ。なんだ、…ナナコ、今日の下着はピンク?」と笑われ、顔があげられない。
リュウは自分が着ていたデニムのシャツを脱ぎ、私の頭から被せた。
「風邪ひくと困るから、それにちゃんと着替えとけ」とTシャツ1枚になってと立ち去った。
今日子ちゃんが、にっこり
「リュウ先生、これって愛ですか?」と聞いて、
リュウが
「そりゃあ、そうだろ」
と笑ったので、周りの女子達が、
リュウ先生、かっこいい、とか、
上川先輩が羨ましいとか、口々に言っているのが聞こえる。
でも、私の目には、リュウの首にかけられたリングしか見えていなかった。