恋人未満のルームメイト(大きな河の流れるまちで。リメイク版)
4階に戻って他の入院患児の治療に迷惑がかからないよう、
しゅうちゃんをプレイルームに誘う。
(しゅうちゃんは検査を終えて結果に問題がなければ明日、退院予定だ。)
プレイルームは病棟の真ん中にある広い部屋で
ずっとベット上で治療しなくていい子供達が食事したり、
静かに遊んだりする場所で、本やおもちゃが幾つか置いてある。
もちろん、看護師や、保護者が付き添う。
リュウは子供用の椅子に窮屈そうに座り、
しゅうちゃんと一緒に絵本をめくる。
私は金色の折り紙を折っている。
「出来た」
私はしゅうちゃんのためにメダルを作っていたのだ。
首にかける為に持ってきたリボンは赤と、青だ。
「しゅうちゃんどっちがいい?」とリボンを見せる。
しゅうちゃんは身を乗り出して、私の手元を見る。
「勇者のメダル作ってみたんだけどリボンはどっちの色が好き?」というと
「青!」と嬉しそうに言って首にかけた。
しゅうちゃんの横で、リュウが
「俺も欲しい。」と私をジーっと見る。
私は軽くため息をついて、
「仕方ないな。」と言って、銀色の折り紙を取り出すと、リュウは
「俺も金色がいいい。」と駄々をこねる。
「金色と銀色。1枚ずつしか入ってないのは常識でしょ。」
と、取り合わずにいると
しゅうちゃんに取り替えてと言って、
言い合いになって、くすぐり合ってじゃれあったりし、
キャハハとしゅうちゃんは楽しそうに笑う。
こらこら、静かにしなさい。
兄弟じゃないんだから…と楽しそうなふたりを呆れて見る。
しゅうちゃんをプレイルームに誘う。
(しゅうちゃんは検査を終えて結果に問題がなければ明日、退院予定だ。)
プレイルームは病棟の真ん中にある広い部屋で
ずっとベット上で治療しなくていい子供達が食事したり、
静かに遊んだりする場所で、本やおもちゃが幾つか置いてある。
もちろん、看護師や、保護者が付き添う。
リュウは子供用の椅子に窮屈そうに座り、
しゅうちゃんと一緒に絵本をめくる。
私は金色の折り紙を折っている。
「出来た」
私はしゅうちゃんのためにメダルを作っていたのだ。
首にかける為に持ってきたリボンは赤と、青だ。
「しゅうちゃんどっちがいい?」とリボンを見せる。
しゅうちゃんは身を乗り出して、私の手元を見る。
「勇者のメダル作ってみたんだけどリボンはどっちの色が好き?」というと
「青!」と嬉しそうに言って首にかけた。
しゅうちゃんの横で、リュウが
「俺も欲しい。」と私をジーっと見る。
私は軽くため息をついて、
「仕方ないな。」と言って、銀色の折り紙を取り出すと、リュウは
「俺も金色がいいい。」と駄々をこねる。
「金色と銀色。1枚ずつしか入ってないのは常識でしょ。」
と、取り合わずにいると
しゅうちゃんに取り替えてと言って、
言い合いになって、くすぐり合ってじゃれあったりし、
キャハハとしゅうちゃんは楽しそうに笑う。
こらこら、静かにしなさい。
兄弟じゃないんだから…と楽しそうなふたりを呆れて見る。