恋人未満のルームメイト(大きな河の流れるまちで。リメイク版)
「ナナコ、顔が赤い」と、ものすごく不機嫌なリュウ。
「いや、だって…」
私がモゴモゴ言うと、リュウは突然たちあがり、
「柳センセー、俺もう、吐きそうだから帰ります。」と宣言して
「ナナコもバイトだろ、帰るぞ。」と腕を掴む。
キャー、お持ち帰りだー。と言う黄色い声に見送られ、
ずんずん進むリュウ。
やれやれ。
誤解されたまま、又、噂が広がりそうだ。
握られた手が熱い、
リュウ、酔っ払いなの?
リュウは広い道に出ると、タクシーを拾い、私を押し込む。
「送る」と、私のマンションの場所を告げた。
私のマンションにもうすぐ着くというところで、
ずっと黙っていたリュウが、
「気持ち悪い、吐きそう」といった。
「だ、大丈夫?」と聞くと、
「ダメかも」と情けない声を出す。
運転手さんが
「困るよお客さん!」と車を止め、扉を開く。
リュウは外に出て、座り込んだ。
私は、ため息をついて、
ここで降りますと言って、料金を払い、リュウの背中に手を当てた。
「もう少し、我慢できる?」と尋ね、手を貸して、立たせる。
リュウは口に手を当て、うなっている。
この状態で吐かないでください。
オトナなんだから。
と心の中で思いながら、私の部屋に向かう。
コレハ送り狼ってヤツかな
と疑問に思ったが、
イヤイヤ、私はこれからバイトでいなくなるから、狼には、ならないし。
と、思い直し、ドアの鍵を開いたのだった。
「いや、だって…」
私がモゴモゴ言うと、リュウは突然たちあがり、
「柳センセー、俺もう、吐きそうだから帰ります。」と宣言して
「ナナコもバイトだろ、帰るぞ。」と腕を掴む。
キャー、お持ち帰りだー。と言う黄色い声に見送られ、
ずんずん進むリュウ。
やれやれ。
誤解されたまま、又、噂が広がりそうだ。
握られた手が熱い、
リュウ、酔っ払いなの?
リュウは広い道に出ると、タクシーを拾い、私を押し込む。
「送る」と、私のマンションの場所を告げた。
私のマンションにもうすぐ着くというところで、
ずっと黙っていたリュウが、
「気持ち悪い、吐きそう」といった。
「だ、大丈夫?」と聞くと、
「ダメかも」と情けない声を出す。
運転手さんが
「困るよお客さん!」と車を止め、扉を開く。
リュウは外に出て、座り込んだ。
私は、ため息をついて、
ここで降りますと言って、料金を払い、リュウの背中に手を当てた。
「もう少し、我慢できる?」と尋ね、手を貸して、立たせる。
リュウは口に手を当て、うなっている。
この状態で吐かないでください。
オトナなんだから。
と心の中で思いながら、私の部屋に向かう。
コレハ送り狼ってヤツかな
と疑問に思ったが、
イヤイヤ、私はこれからバイトでいなくなるから、狼には、ならないし。
と、思い直し、ドアの鍵を開いたのだった。