あの日失った想い
「きっと郁麻は、あなたに心配かけたくなかったのよ。あなたってお母さんに似て心配性だから」


仁美はニッと笑った。私が暗い顔していたからかな。


「そうね。ありがとう仁美」

「おー!」





それから仁美と別れて、郁麻の病院に行くことにした。




病院の中に入ると、そこには私のよく知っている人物がいた。

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