Underground
この間にも、もう既に話は始まっていた。


私は二人の前にそれぞれカップを置くと、隅の自分の席に戻った。

岳海も煙草を吸ってるし、吸ってもいいかな?ソファの隣に置いてあるガラス製のサイドテーブルの上に小さい灰皿もちゃんと置いてある。

この席は私専用の席らしいからこの灰皿を使うのは私しかいない。


お面を付けているせいで左半分で吸う。

口の中がスッとしてスッキリする。


「ということで石崎がクロです。証拠も見つけておきました」

「ふむ………そうか。では石崎の裏にいる奴ももちろん突き止めたのだろう?」

「……もちろんです。但し、私共は情報屋です。例えどこで何が起きようと金を積まれなければ話さないでしょう」


クスっと岳海が意味深に笑う。


「………それは、金を積めば話さないとも取れるな?」

「ええ。それが仕事ですから。但し、積まれた金の額以上積まれると、目が眩んでしまうかも知れませんがね」

「ふむ………では、死んでもらうしかあるまい」
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