哀しみの最果て
「ここは…どこ?」



記憶を呼び起こそうとした瞬間、強烈な頭痛に襲われた。



「あ、あぁぁ…誰か…」



あまりの激痛にベッドから転げ落ち、悶えていると人の声が聞こえてきた。



「…ですか?…先生呼んで!大丈夫ですか!」
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