哀しみの最果て
それを聞いた斉藤も「確かに。」と呟き、宮部は包丁を拾いあげ自分のバックにしまった。



「斉藤先生。昨日の夜からご協力頂き有難う御座いました。」



宮部は事務所を飛び出した後、ここへ向かい斉藤に今までの経緯を打ち明け協力を仰いでいたようだ。


< 169 / 177 >

この作品をシェア

pagetop