哀しみの最果て
宮部にとっては太田市など父親の代からお世話になっているまさに庭のようなもの。


宮部は南一番街より一本裏に入った所にある廃れた雑居ビルへと向かった。


一階は夜になると化け物級の嬢を扱う風俗店。宮部はこのビルの古びたエレベータに乗り込み3階へと向かう。


チーンとアナログ的な音がなり3階に着いた事を告げる。


エレベータを降りるとすぐに鉄製のトビラがあり、その上に小さな看板がかけてあった。
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