あなたの幸せを心から願う
美味しいねって2人で笑いあって




交換して食べて。




こんな幸せな時間が一生続けばいいのにって。




そう思うのに、





そうできなくて。




「小春?泣いてるのか?」




「泣いてないよ?」




そう言うと同時に私の頬に路唯くんの手が伸びてきて、




私の涙を拭った。




「大丈夫、だから!」





そう言って笑ってみせる。





最後まで、笑顔で。




路唯くんが私の手を強引に引っ張って人気のないところに連れて行った。
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