だったらあんたが堕ちてくれ
「どうだった?」
「んー、いつも通りってとこかな。あー、三年になりたくねー。俺たちは十分勉強したはずだよな?なのに来年からはもっと勉強しなきゃならないとか、なんの拷問だよ」
同感だ、目標や行きたい大学がはっきりしてる奴はいいだろう。
でも俺も秀俊もそんなものは持ち合わせていない。
たまたま勉強ができたからって、大人の口車に乗せられてこの学校へ来てしまった。
卒業前担任に、「高校の勉強は難しいからちゃんと準備しとけよ」そう忠告されたが、まさかここまでとは思っていなかった。